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Vol.3_”それぞれがただそこにいるだけで、お互いのことを思いやっている


①きのねを選んだきっかけは?


以前からお友達だったユウちゃん(在園の親)からお誘いをいただいて、たつのこ時代(保育園きのねの前は、たつのこ共同保育所という名前でした)の園庭開放へ遊びに行ったのが初めのきっかけ。


今まで、どこに行っても私にべったりだった娘が、積極的にお兄さんお姉さんの輪の中へ入っていき、一緒に遊んでいる姿に衝撃を受けました。それまでは、3歳くらいになるまで保育園に通うことは考えていなかったのですが、その娘の姿をきっかけに考えが変わりました。


○もしかしたら、私と離れずべったり過ごすことは、かえって彼女の持っている能力や世界を狭くする可能性があるのでは。

○この人は、どうやら私が思っているよりよっぽど逞しい

○子ども同士で作るコミュニケーションが必要な気がする。


そして、ユウちゃんに園児募集をしているか聞いてみたところ、実は、経営難に陥っており今年度で園が無くなってしまうかもしれないという話を聞きました。だけど、ユウちゃんからこの園を残したいという気持ちがあることを聞き、私もこんな素敵な園が無くなるのは残念すぎる。私にも何かできることがあるなら力になりたいと伝えたところ、存続会議にお誘いいただきました。


自分が何をできるかなんてわからなかったけど、どうしてもなくなって欲しくないという気持ち一心でした。なので、素敵なご縁できのねとして再出発が決まった時は、本当に嬉しかったです。あの時からもう既に我が家のきのねライフは始まっていました。ぽっと出な私を優しく受け入れてくださり本当にこのご縁に感謝です。




②入ってみて良いと感じたところは?


私が日々きのねの子ども達を見て感じること

子ども達の世界は、それぞれがただそこにいるだけで、お互いのことを思いやっている”。


赤ちゃんから年長までが(3月現在は2歳児が一番上だけど)一緒に過ごし、保育者や保護者も分け隔てなく話せる仲で正に親戚の集まりみたい 笑 それがきのねの大好きなところ。


初め園児がたった2人から出発したというのもあり、小規模なのでみんな顔見知り。お迎えの時の”ただいま〜!”、”おかえり〜!”のやりとりがとってもしっくりきます。


真っ先に自分の子どもが玄関まで来るかと思いきや、他の子達が走ってきて”おとちゃん!おかえりなさ〜い!”と寄ってきてくれるのも日常的な風景。他のお母さんやお父さんに対しても同じ。こんな風景を目の当たりにしたら、幸せ以外の何ものでもありません。




③入園後、子どもに変化や気づいたことはありますか?


どんどん気持ちも体も逞しく成長しています。たまに、朝送り出してから夕方のお迎えまでの短い時間で大きな心の成長を感じびっくりすることも。


自分より小さい人達のお世話が大好き。よく、赤ちゃん達の成長具合を報告してくれます 笑。その日の様子とかも。


今は、ほとんどの子が1人目の子どもで兄弟がいないけれど、すでに兄弟がいる体験を積んでいるようなそんな感じです。なので、大きい人からも小さい人からも遠慮なしの攻撃をしたりされたり 笑。だけど、不思議と次の瞬間には仲良く遊んでいたり。子供の世界にしかない大切な体験をしています。親の私とは経験するのは難しいことだと思います。




④きのねに通うことで、どんな人に育ってほしい・育ちそうですか?


年齢関係なく同じ空間で日々を作っているので、家族のような温かみをより深く感じる人間に育つ気がします。また、子どもの意思を尊重する子ども主体の保育なので、自ら考える力や行動力が養われると思います。


人生の中であっという間に過ぎてしまう幼少時代。

目一杯子供らしく、その子らしくのびのびと日々を過ごせるといいなと思っています。その為に、大人達が生き生きした姿を子供達に見せることができたら最高だと思います。



2歳親・おと

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